専門研修

専攻医募集中

現在、熊本大学病院形成外科研修プログラムでは専攻医を広く募集しております。当プログラムに興味のある方はお気軽にご連絡下さい。

連絡先:
熊本大学病院形成外科 村井信幸、坂本佳奈

また、随時見学も募集しております。
下記のお問い合わせフォームからご連絡をいただければ、予定にあわせて半日でも1週間でも、見学日程を調整します。

フルバージョンの専門研修プログラムはこちらから御覧ください。下記はプログラムの抜粋になります。

研修方法(スケジュール等)

形成外科領域を専門とする3名の形成外科専門医が研修状況を統括し、指導にあたる。
形成外科入院患者のみならず、手術応援をした他科の患者の術前・術後管理も行う。

午前 

午後

手術

手術・病棟

カンファレンス

小手術・病棟

外来

病棟

外来

小手術・病棟

手術

手術・病棟

カンファレンス:入院予定患者、術前術後患者の症例検討をおこなっている。
主治医は受け持ち患者を紹介し、治療経過や術後経過を報告する。また手術症例の病理検討もこのカンファレンスで行っている。

研修指導責任者

増口信一(日本形成外科学会指導医)
村井信幸(日本形成外科学会指導医)
坂本佳奈(日本形成外科学会専門医)

学会認定状況

日本形成外科学会 専門研修プログラム基幹施設
日本形成外科学会 指導医 2名
日本形成外科学会 専門医 1名

専門研修プログラム

熊本大学病院形成外科専門研修プログラムについて

形成外科は、機能はもとより形態解剖学的に正常(美形)にし、外見と機能の回復をはかる外科です。広い意味で外科学に属する分野ですが、特に、なんらかの原因で失われた組織や臓器を「造る外科(再建外科)」としてほかの外科と異なる特徴があります。
 本研修プログラムでは、熊本大学病院形成・再建科を基幹施設とし、熊本機能病院、東京医科歯科大学、いしはら皮膚外科クリニックともに病院施設群を構成しています。施設群で育成することの意義は、各施設によって分野や症例数が異なるため、専攻医が専門研修カリキュラムに沿って十分に研修を行うことです。専攻医はこれらの施設群ローテートすることにより、多彩で偏りのない充実した研修を行うことが可能となります。

研修の目的

熊本大学病院形成外科専門研修プログラムでは、医師として必要な基本的診断能力と形成外科領域の専門的能力、社会性、倫理性を備えた形成外科専門医を育成することを目的としています。
現時点で熊本県は形成外科過疎地域となっています。本プログラムは、形成外科過疎地域のこれからを担う形成外科医師を育てるという医育機関としての目的を持っています。

研修の方略

  • 形成外科専門医は、初期臨床研修の 2 年間と専門研修(後期研修)の 4 年間の合計6年間の研修で育成されます。
  • 初期臨床研修 2 年間に自由選択により形成外科研修を選択することができますが、この期間をもって全体での 6 年間の研修期間を短縮することはできません。
  • 専門研修の 4 年間で、医師として倫理的・社会的に基本的な診療能力を身につけることと、日本形成外科学会が定める「形成外科領域専門研修カリキュラム」にもとづいて形成外科専門医に求められる専門技能の修得目標を設定します。

研修施設の特徴

基幹施設である熊本大学病院形成・再建科では一般的な形成外科疾患に加え、主として腫瘍やそれに伴う再建手術、乳房再建手術、重症下肢虚血を中心とした難治性潰瘍、炎症・変性疾患に関する疾患を、連携施設では先天異常疾患などを多く学ぶことができます。双方で研修することによりそれぞれの特徴を生かした症例や技能を広く学ぶことができます。

専門研修プログラムの施設群について

(専門研修基幹施設)
熊本大学病院形成外科が専門研修基幹施設となります。(研修プログラム責任者:1名,指導医:1 名)

(専門研修連携施設)
熊本大学病院形成外科専門研修プログラムの施設群を構成する連携病院は以下の通りです。
熊本機能病院(指導医: 2名)
いしはら皮膚外科クリニック(指導医:1名) 
東京医科歯科大学(指導医:3名)  
熊本医療センター(指導医:2名) 
サキサカ病院(指導医:1名)
にしむら形成外科クリニック(指導医:1名)

卒後臨床研修

形成外科卒後臨床研修(初期研修)について

熊本大学病院形成外科では、卒後臨床研修の形成外科研修を担当しています。形成外科研修を通じて、外科系診療科や救急外来等で必要な創傷の基本的な扱い方、傷を早くきれいに治すコツ、などを学んでみませんか?

また、当院だけでなく他の基幹型臨床研修病院と連携して形成外科研修や講習会、見学の受け入れを行っています。
詳細は大学病院総合臨床研修センターへお問い合わせください。」

形成外科卒後臨床研修プログラムについて

研修プログラムの概要と特徴

形成外科は、機能はもとより形態解剖学的に正常(美形)にし、外見と機能の回復をはかる外科である。患者の心理面、社会適応等の問題にも配慮し、機能的、形態的な治療が必要となる。プログラムを通じて形成外科研修の経験をもとに知識、技術レベルの向上のみならず、良識ある医師としての態度を修得することを目標とする。また、「傷の専門家」として外科系医師の礎となるような基本手技を学ぶことも出来る。

研修の目標

一般的な外科処置
形成外科的創処置の基本の習得

  • 手術器具の基本的な使い方がわかる
  • 局所麻酔、皮膚切開、縫合等の外科的基本手技、縫合創、植皮創、採皮創、などの処置ができる
  • 皮膚潰瘍、足壊疽、褥瘡等に対して症例ごとのドレッシングができる

形成外科手術の
基本手技習得

  • 小手術での切除・縫合が適切に出来る
  • 顔面、手足の外傷に対する初期治療が出来る
  • 練習用手術顕微鏡を用いたマイクロ練習

整容・美容面を
考慮した治療の習得・理解

チーム医療の習得

  • 医療スタッフとの円滑な人間関係の構築
  • 他科との連携の重要性を理解し、協調する

医療面接等

  • 守秘義務を果たし、プライバシーへの配慮ができる
  • 患者の心情に配慮し、極力患者の希望に応える

形成外科見学は随時受け付けております

形成外科に興味をお持ちの全国の医学生・初期研修医の皆さん、見学に来て実際に形成外科の日常の手術・診療の現場を体験してみませんか?下記のお問い合わせフォームからご連絡をいただければ、予定にあわせて半日でも1週間でも、見学日程を調整します。

お問い合わせ

〒860-8556 熊本県熊本市中央区本荘1-1-1

TEL 096-344-2111